Nothingのデザインで機能性も高いコストパフォーマンスの良いスマートウォッチの紹介
Nothingのサブブランドの使いやすいスマートウォッチ
Nothingは、2020年に設立されたイギリスのブランドです。スマートフォンメーカーOnePlusを退社したカール・ベイが新たな会社で、androidの父と呼ばれたアンディ・ルービンが設立したEssantialの商標とブランドを買取、Eassential Phoneのノウハウなどを役立てて、2022年にNothing Phoneをリリースしています。
そのNothingのサブブランドとして、cmf by NOTHINGから登場したスマートウォッチとなります。
cmf by NOTHINGは、このほかにもイヤフォンなども用意しており、スタイリッシュなデザインで評判の高いブランドとなっています。
筐体デザインは、Apple Watchと同等の四角いフェイスとなっていますが、画面サイズが大きく、操作とデザイン性を追求しつつも、価格が非常にリーズナブルなスマートウォッチとなっています。
ブランド名のCMFはすべてのモノにあるサーフェイスのことを差し、 サーフェイスはCOLOR、MATERIAL、FINISHの、色、素材、加工から成り立つ頭文字から、CMFと命名されています。
1.96インチの有機ELディスプレイ
Apple Watchは、1.34インチから1.92インチの画面サイズとなっており、cmf by NOTHINGは、さらに大きい1.96インチとなっています。
画面が大きいことで操作がしやすいところがありますが、アルミニウムの筐体と約13mmという薄さで、重いという印象もありません。画面自体はフルカラーではありますが、インターフェイス自体がシンプルなデザインとなっており、写真のイメージよりもグラフィカルでスタイリッシュなデザインが魅力です。
的なのは、電話をかける場合に電話番号を打ち込むことができるので、電話帳に登録していない番号もキーパッドからタッチ操作で番号を指定できます。
22mm幅のウォッチバンド
付属しているウォッチバンドは、Nothingのイメージデザインをされたプリントのあるシリコン製で肌触りの良い上質な硬めで肉厚のシリコンを使用しています。
ウォッチバンドは22mm幅のバンドであれば交換が可能であり、メタルバンドやレザーバンドなど好みのバンドを取り付けられます。
50種類以上のウォッチフェイス
Nothingのブランドカラーのオレンジとモノクロのカラーで独特なグラフィカルなデザインのウォッチフェイスが多数揃っており、一覧からダウンロードしてカスタマイズできます。
あくまでグラフィカルなデザインとなっているので、写真を表示したりはできません。Apple Watchを使っているとiPhoneとの連係でロックができたりしますが、cmf by NOTHINGはSuicaなどの決済機能はないので、画面ロック機能は搭載されていません。
睡眠やトレーニングの測定機能や、心拍や血中酸素濃度、ストレス測定などのヘルスケアな測定が充実しています。GPSを内蔵しており、トレーニングの内容を詳細に測定できるところも良いです。
ウォッチフェイス以外のcmf by NOTHING用アプリはありませんが、Apple Watchにはない電卓機能があるところはちょっと便利です。
充電も手軽な最長13日間のバッテリー容量充電
常時画面表示は設定により行えますが、電力消費を抑える設定にしておくことで約13日間の使用が可能です。
充電には専用の充電ケーブルが必要となりますので注意が必要です。マグネットで端子に取り付けができますが、しっかりと固定されるわけではないので、充電中はcmf by NOTHINGが動いてしまうような不安定な置き方での充電は避けたほうが良いです。
Apple Watchに慣れていれば、充電回数が少なくて便利ですが、充電する際には置き方だけ気をつけると良いです。
バッテリー消費を抑えるため、画面タッチでは、スリープ解除できないので、サイドボタンを押すことで起動ができます。
これもApple Watchと異なりボタンの位置は常に右側になるので、つける腕によっては、ボタンが押しにくくなる場合があります。
まとめ
★★★★☆
NOTHINGのサブブランドながら、デザインがNOTHINGの印象を受け継いでおり、デザイン性で言えば非常に満足度が高いです。トラッキングの機能やバッテリーも長時間の使用ができ、豊富な測定も可能です。
Suica等の決済はできませんが、価格も手頃でもあり、Androidを使っている人にはオススメしたいスマートウォッチです。マニュアルやFAQが英語となっていますので、ある程度スマートウォッチに慣れた人にオススメです。