汎用的なカードサイズで財布や手帳に忍ばせやすいスマートタグの紹介
クレジットカードと同じサイズの忘れ物タグ
MAMORIOは、国産の忘れ物タグとして、2014年にクラウドファンディングに登場して以来、独特なデザインとお守りというコンセプトで人気のある忘れ物タグです。
2021年の新商品としてカード型でワイヤレス充電で使えるということで、一段と使いやすくなっています。
初代のMAMORIOは、お守りの形状でデザインが特徴的かつ最小クラスのサイズで使いやすく可愛らしいところがありましたが、今回はブラックでカード型という点ではちょっとデザイン的な良さは薄い印象です。
お札(おふだ)デザインやカラーバリエーションやシールによる独自スキンなどを今後期待したいところです。
クラウドトラッキング機能
MAMORIOの良い点は、MAMORIOアプリを使用しているユーザーや公共機関がマモリオのネットワークを構築しており、紛失の際に他のユーザーのネットワークを介してトラッキングが可能です。
個人情報も守られているので、しっかりとシステムが成立しています。やはり忘れ物タグは、こういうネットワークが広ければ、他のメーカーと比較しても優位な仕組みとなります。
ただし、2021年4月20日にAppleからAirTagが発表されたこともあり、スマートタグのシェアにも変化が起こりそうです。
なお、AirTagは、厚みや大きさを考えるとMAMORIOの方が使いやすいサイズとも言えます。
ワイヤレス充電が可能
もっとも特長的なのは、ワイヤレス充電が可能な点があります。MAMORIOの左側にワイヤレス充電のコイルが忍ばせてあり、iPhone 12シリーズと同様にワイヤレス充電が可能です。
ワイヤレス充電ができるので、MAMORIO CARDには「おたきあげ」で定期的にMAMORIOを買い換える必要がなくなりました。
一回の充電で約半年使用できるので、充電さえ忘れなければ非常に便利になりましたiPhoneのリマインダー等に充電タスクを設定しておくと良いかもしれません。
極薄1.7mm
厚みが1.7mmという薄さで財布のクレジットカード入れにピッタリと収まる点で、財布に忍ばせやすいデザインになります。
最近では会社のセキュリティカードと一緒に持ったりすれば、セキュリティカードの紛失で始末書を書くということもなくなるでしょう。なお、非接触カードとの混信によるトラブルには注意が必要です。
折れ曲がりだけは注意
カード型のMAMORIOなので、今までのデザインよりも表面積が大きくなり、厚みは薄くなったために、カードの折れ曲がりで破損してしまう可能性があります。
財布のカードホルダやカードケースに入れるのに最適で、バッグの中に無造作に入れておいたりすると破損の可能性はあります。
ある程度のカード強度はありますが、使うものに対して折れ曲がりの可能性がないような場所に使う方が良いです。
まとめ
★★★★★
カード型の忘れ物タグで、忘れ物タグの欠点である充電問題をワイヤレス充電で解決している優れたスマートタグです。折れ曲がりだけ気をつければ、使い勝手の良い特長があります。