1980年に発売された任天堂初の携帯ゲーム機シリーズを現代風アレンジしたゲーム&ウオッチの紹介
当時のワイドスクリーンを踏襲したデザイン
1980年に任天堂から登場した「ゲーム&ウォッチ」が復刻し、外観はほぼ当時のままに機能が大幅にアップしたモデルが復刻しました。
当時はバックライトもないモノクロ液晶画面でありながら、大ヒットとなり、時計とゲームが融合したゲーム機となります。
本製品は、2世代目のワイドスクリーン版となっており、2.36インチの小型画面ながら、フルカラー液晶となっているので、多彩な表現力のある画面となっています。
当時のゲーム&ウォッチにはスタンド機能がありましたが、今回のものにはスタンド機能は省略されています。
3種類のゲームが収録
スーパーマリオブラザーズ35周年記念となり、2021年3月までの期間限定販売となりますが、スーパーマリオブラザーズ1と2が収録され、ゲーム&ウォッチの初期ゲームのボールも収録されています。
スーパーマリオブラザーズ自体は、当時のゲーム内容と同じで、各種裏技も再現されています。
ゲーム&ウオッチだけに時計機能に豊富な小ネタ
スーパーマリオブラザーズ発売35周年にちなんで、35種類の小ネタが用意されています。
一部を記載すると、次のようになります。
- 「特定の時間帯3分放置するとイラストの待ち受け画面が表示される」
- 「ウォッチ画面で毎日9:13になるとクッパと対決となる」
- 「ボールのタイトル画面でAボタンを長押しするとキャラクターがルイージでプレイできる」
- 「スーパーマリオブラザーズのタイトル画面でAボタンを長押しすると残機が無限となる」
- 「ウォッチ画面でAボタンを長押しすると絵描き歌モードになる」
内蔵バッテリーで電池不要
当時はリチウムボタン電池を使用していましたが、今回は内臓バッテリーとなっており、USB-Cポートからの充電で、約8時間ゲームがプレイできます。
ハードに持ち運んで使う人には、USB-Cポートにコネクタ保護のパーツ(別売)をつけておけば、ポートを守れます。
意外と押しやすいボタン
ファミコンのコントローラでスーパーマリオブラザーズをプレイした人が多いと思いますが、このゲーム&ウォッチのサイズ感とボタン配置でも、しっかりとプレイができ、押し感や反応もしっかりしているので、さすが任天堂クオリティといえます。
当時スーパーマリオブラザーズの8-4を何度もクリアしましたが、今回のゲーム&ウォッチでも十分にクリアできます。
プレイ中のその場の状態をセーブできるので、当時クリア出来なかった人も、何度もチャレンジすればクリア出来るかと思います。なお、外部コントローラの利用等拡張性はありません。
まとめ
★★★★★
1980年に登場したゲーム&ウォッチから、1981年のワイドスクリーンモデルを基本としたデザインながら、しっかりとゲームのプレイできるゲーム機としていつでもスーパーマリオが楽しめるファン必携のゲーム機だと思います。