Apple A14チップ搭載の最新iPhoneの紹介
iPhone 5S以来のエッジデザインの変更の筐体
毎年この時期にiPhoneが発売されるようになりましたが、今回はiPhone 5S以来、7年ぶりに側面が角張ったデザインとなっています。
今回は、USB ACアダプタとEarPodsが同梱されなくなったので、パッケージかなりスリムになっています。
側面が角張ったことで、ディスプレイ側も曲面がなくなったために、全面保護できる保護フィルムも、特別な曲面にしなくても、しっかりと全面に貼れます。
手に持った印象は角があることで、ちょっと持ちにくくなった印象はあります。
画面サイズは、6.1インチとなっており、今までのiPhoneケースはまったく使えないので、まずはApple純正のケースをオススメします。
高級感のある4色展開の仕上げ
グラファイト・ゴールド・シルバー・パシフィックブルーの4色が用意され、パシフィックブルーが今回追加された新色となります。
どれも上品なカラー仕上げとなっており、特に側面のステンレス加工に高級感が漂います。
iPhone 12やiPhone 12 miniでは、アルミニウムを使用した筐体となるので、Proのシリーズと異なる外観になります。またカラーバリエーションも異なるので、Proというところの素材感の違いがあります。
マグセーフに対応した新しい充電方法
今までの充電方式に新しい仕組みが追加されており、iPhone 12シリーズすべてにマグネットが組み込まれています。
このマグネットを利用してMagSafe充電器での充電が可能になります。出力も今までのワイヤレス充電とは異なり、7.5Wの2倍の15Wでの充電が可能で、高速充電が可能になっています。
MagSafe充電器は別売となりますが、位置ズレで充電ができていなかったというトラブルも起こりにくくなります。
MagSafeは、Apple純正以外の充電器は現在存在していないので、iPhoneの購入時に同時購入しておくと良いかもしれません。
このほかにも純正ケースやカードホルダのようなアクセサリもあるので、今回のiPhoneはApple純正のアクセサリを使う意味が非常に大きくなります。
5G通信対応
ドコモ・au・ソフトバンクでは、5G通信のプランが用意されており、4G LTEの通信速度よりもさらに高速な通信が可能です。
ただし、5G通信ができる場所は限られるので、現時点ではあまり恩恵を受けるシーンは少ないかと思います。
格安SIMを利用している場合は、まだ5G通信のプランがないところが多いのですが、多くのキャリアで、今まで通りの4G LTEの通信で利用ができます。また、アメリカ版のiPhone以外では、ミリ波はサポートしておらず、sub6での5G通信の利用となります。
LiDARスキャナー搭載のカメラ
カメラ自体は、iPhone 11シリーズと同じような3眼のカメラがあり、広角・超広角・望遠のレンズをシームレスに扱えます。
さらに追加されているのは、LiDARスキャナがあり、「光検出と測距」の機能があります。暗所での撮影やARやVRの利用の際に撮影した被写体をしっかりと捉えることができます。
まとめ
★★★★★
2020年発売のiPhoneでは、機能をふんだんに取り入れた端末となり、ストレージ容量やカメラ機能が優れたiPhoneになります。
iPhone 12 Pro Maxではさらにカメラ性能が優れていますが、手に馴染むギリギリのサイズのiPhoneでは、最もバランスの良い端末でもあります。
単眼カメラのiPhoneを使用している人でカメラ性能が気になる人であればオススメのiPhoneかと思います。