第6世代となり、さらに機能が洗練されたApple Watchの紹介
Series5とはデザインはほぼ変わらずも、性能はかなり向上
2015年に初めて発表されたApple Watchも今回で6世代目となり、スマートウォッチとしては、世界で最もシェアを持っています。
今回は第6世代となりましたが、外観の変化は、第4世代とほぼ同じであり、新しい印象は少ないです。
パッケージ自体も旧機種とほぼ同じですが、USB-ACアダプタは同梱されなくなったので、パッケージは若干小型化しています。
内蔵のチップが64ビットデュアルコアのS6を搭載しており、前機種よりも20%ほどの高速化がされたそうです。
また、超広帯域無線(UWB)のU1チップが搭載され、内部の機能としてはかなり向上しております。さらに、血中酸素濃度センサーと常時計測可能な高度計を搭載しており、外観ではわからない内部機能が向上しています。
この機能のため、背面のセンサーのデザインが変わっていますが、Apple Watch使用中には見えないので、あまり気にする必要はありません。
Apple Watchと形状でわかる点では、デザインを大幅に変更しないところは、ブランドイメージにつながっている印象もあります。
細かいところは異なりますが、Apple Watch SEとApple Watch Series3も併売しており、使い方と予算によって機種を選べます。
新しいバンドのソロループ
今回の注目は、ソロループとブレイデッドソロループという新しいバンドが用意されました。
写真でのApple Watch Series6はソロループがついているものになります。サイズを調整できる今までのバンドと異なり、伸縮性のあるシリコンゴムでできているために、しっかりとしたフィット感で使用できるバンドです。
いままでのスポーツバンドのような感触ですが、それよりもゴムっぽい印象で1.5倍くらいの長さに伸びます。この伸びのおかげで、留め具を使わないバンドとして成立しています。
また、留め具がないので、ノートパソコンを使うときにも留め具が邪魔にならないところも好印象です。
watchOS 7でさらに快適
watchOS 7が初期搭載のOSとなっており、新しい文字盤や睡眠記録、手洗い検知などの機能が追加されています。
iPhoneのiOS自体をiOS 14にアップグレードしておく必要があるので、iPhone 6よりも古いiPhoneではApple Watch Series6は使えないことになります。
ファミリー共有設定も可能となっており、複数のApple Watchを管理できるようになりましたが、こちらも、Apple Watch Series2以前の機種では非対応となります。
血中酸素濃度の測定が可能
血中酸素濃度の測定が可能となるのは、2020年現在では、Apple Watch Series6のみとなりますが、無理にこの機能を使う必要性はありません。
ただし、Apple Watchを日常的に使っていれば、自動的に測定をしてくれるので、健康管理としての参考となります。
日本では医療目的の機器となると、販売方法が変わってしまうため、あくまでも健康管理としての機能となっています。95%以下になることはそうそうないと思いますが、激しいスポーツを行う際などでは息切れも起こるので、注意を促すという点では、便利な機能かもしれません。
しっかり腕に装着して手首の位置を保った状態でなければ測定はできませんので、写真のような状態での測定はできません。
Apple Watch Series6を選んだ理由
Apple Watch Series6・Apple Watch Series3・Apple Watch SEと3つのシリーズから選ぶことができますが、それぞれのシリーズにわずかな違いがあります。
中でも、最も気にするとこが盤面部分の素材であり、サファイアクリスタルのディスプレイを使っているのは、Apple Watch Series6のステンレススチールとチタニウムの2シリーズのみとなります。
過去にIon-Xガラスのモデルを使用していましたが、傷が付いてしまい修理したこともあるので、以来、サファイアクリスタルのディスプレイを採用したシリーズを選んでいます。
ケースや保護フィルムも使用しなくてもほとんど傷や汚れはつかないので、その分、バンドをつけかえてApple Watchを楽しんでいます。
Apple Watch SEの新色も気になるところではありますが、本体カラーが有彩色となると、バンドや洋服の取り合わせが難しくなるので、あえてグラファイトを選んでいます。
まとめ
★★★★★
6世代目となったApple Watchですが、バンドデザインが一貫して変わらないので、バンドが使い回せるのは良いです。
当然外観も大幅に変わることはないですが、毎回新機能がつくこともあり、3世代くらい前の機種を使っているなら、迷うことなく機種変更をおすすめできます。