MagSafeのマグネット機能を利用したことで、いつでも取り外せるスマートフォンリングの紹介
約800gまでの荷重に耐える強力なマグネット
iPhone 12シリーズから、iPhoneにはMagSafeという機能が搭載され、専用の充電器をiPhoneの背面にマグネットの力でつけることで、最大15Wの充電が可能となっています。
その他にも、ウォレットカードが装着できたりとマグネットの機能を使ったアクセサリが多く発売されています。
残念なことに、まだまだ認知が足りず、また、利用価値をちょっと見いだせない商品が多いので、あまり活用されていないのが現状かもしれません。
Anker 610 Magnetic Phone Grip(MagGo)は、そんなMagSafe関連のアクセサリをちょっと便利にしたスマートフォンリングです。
正確には、iPhoneリングという方が良いです。
アンドロイド端末には、背面のマグネット機能がついた製品は少ないので、アンドロイドの人には、本製品を利用するには多少工夫が必要です。
マグネット部分自体は想像以上に強力で、一度付けると取り外すのには多少コツが必要になります。この強度が逆に、スマートフォン用リングとして、今後のスタンダードになるような気もします。
付け外しは、MagSafeを無理に剥がそうとせず、水平にズラしてマグネットの磁力の影響を受けないようにしてはずすとスムーズに外せます。
MagSafe対応保護ケースと併用すれば快適
iPhone 12やiPhone 13シリーズで採用されたMagSafeですが、保護ケースを使用してしまうと、マグネットの磁力が薄れるので、保護ケースとの併用は、MagSafe対応のケースを使用するのをおすすめします。
普通の保護ケースとの併用も可能ではありますが、かなり磁力が弱まるので、オススメしません。
Apple純正の保護ケース以外でもMagSafeの利用できる保護ケースが増えてきているので、好みのMagSafe対応保護ケースを選ぶと良いと思います。
通常のケースよりも種類が絞られてしまいますが、MagSafeの充電と、Anker 610 Magnetic Phone Gripの利用を行うことで、MagSafe対応の保護ケース以外の選択肢がなくなると思います。むしろ、それだけMagSafeの利用価値が高くなってきたと考えれば良いと思います。
スタンドとしても使用可能
スマートフォンリングとしての機能としては、このスタンドの使い方も重要で、マグネットでiPhoneとくっついている状態でスタンドとして使用しても、自重でマグネットが外れることなく、縦向きでも横向きでもスタンドとして使用ができます。
リング部分は円形の形状をしているので、固定する位置を変えることで、角度の変更もたやすくできます。
この円形のデザインとなっていることで、柔軟な位置にリングを回転できるのは非常に便利でもあります。
リングの取り出しはちょっと工夫が欲しかった
使用しないときは、リングを折りたたむことで、ほぼ平面にできます。マグネット式でもあるので、Anker 610 Magnetic Phone Grip自体を取り外しても良いのかもしれません。
問題点としては、リングが収納された状態から、使用するときに、リングを稼働させづらい点があります。
外周の円の部分に多少凹み等があれば、取り出しやすかったのかもしれませんが、使用時には両手でリング部分を引き立たせる必要があります。
4色のカラーバリエーション
iPhone本体の色や仕様しているケースの色によって、4色のカラーバリエーションが用意されていますが、ブラックとホワイト以外はちょっと色の主張が出てしまうので、使いづらいところはあります。
マグネット部分は透明にできないので、Apple純正のMagSafe対応ケースも、マグネット部分がわかりやすいデザインとなっていますので、この点を考えると、ブラックやホワイトなどの無彩色を選んでおくほう色の取り合わせに困らないと思います。
MagSafe自体は、iPhoneに採用されて2年目となり、今後もしばらくはこの仕様が続くと思われますので、iPhoneを機種変更しても使い続けられる点はかなり良いです。
粘着型のスマートフォンリングではやはり消耗品となってしまうので、長い目で考えると、Anker 610 Magnetic Phone Gripのほうがお得に使い続けられるスマートフォンリングかと思います。
まとめ
★★★★★
iPhone 12やiPhone 13シリーズに搭載されたMagSafeを利用したスマートフォンリングです。ワイヤレス充電をする際には簡単に取り外せ、普段の使用時にはマグネットでしっかり固定もでき、さらにスタンドとしても活用できるので、とても使いやすいスマートフォンリングです。