第二世代のGaN窒化ガリウムを搭載した超小型USB-C ACの紹介
GaN(窒化ガリウム)搭載が第二世代に進化
小型で高出力の性能があるUSB ACは、窒化ガリウムを利用した半導体のためにその性能を発揮していますが、Anker Nano IIは、さらに進化した性能でサイズは同じような大きさながら、出力が大幅に強化されています。
現在は同梱されていませんが、iPhone 11以前に付属してたUSB ACのサイズとほぼ同じような大きさで、2倍以上の出力が可能になりました。
30Wの出力が可能
30Wと言う出力が可能となっており、iPhoneだけでなく、iPadなどのタブレットやMacBook Air程度なら充分に充電が行える出力があります。
第一世代の窒化ガリウムのANKERの充電器よりも、サイズは、小さくなっており、出力は向上しています。この比較だけで、小型で高出力された改良がよくわかります。
当然、高出力となるので、iPhoneの充電も通常のUSB ACよりも高速に充電ができ、Apple純正のUSB-C ACよりも小型で高出力になります。
USB-Cのポートを搭載
出力ポートはUSB-Cとなり、USB-C PDに対応した充電ケーブルを使用すれば、安定して高速に充電が可能です。
USB-Aの充電ポートはありませんが、USB-Aのケーブルでは30Wの通電ができないため、USB-Cのポートが採用になっています。
USB-Cは、ケーブルを差し込む方向を気にしなくて良いので、便利に使えます。
MacBook Airなら充電可能
30Wの出力であればいいMacBook Airの充電も可能であり、外出時や出張などで荷物を大幅に軽量化できます。
ポートが一つしかないのですが、多数の機器を同時に使わないのであれば、1ポートの充電でも十分でもあります。
特にM1チップ搭載のMacBook Airであれば、長時間のバッテリー使用が可能なので、寝ているときに充電するなどで活用できそうです。
プラグの折りたたむは不可
小型サイズになっている反面、コンセントのプラグ部分は折り畳みができません。
ただし、折り畳み機構を採用すると破損の可能性も増えるので、むしろこのデザインでよかったとも思えます。
持ち運ぶ際には、プラグ部分はだけ注意しておけば良いかと思います。なお、同シリーズの45W用と65W用ではプラグの折り畳みが可能なので、こちらを選ぶのも良いかもしれません。
まとめ
★★★★★
可能な限り小型サイズに詰め込んだ高出力30WのUSB-C充電器です。コンセントプラグに収納はできませんが、この小型サイズなら気にならないとは思います。
ちょっと出かける程度でも最近はコンセントの使えるカフェは多いので、モバイルバッテリーを持ち運ぶよりも手軽かと思います。