充電ケースから蓋をなくして使いやすさを追求したエントリーモデルの完全ワイヤレスイヤフォンの紹介【PR】
充電ケースに蓋のない完全ワイヤレスイヤフォン
JBLは、2017年11月に初の完全ワイヤレスイヤフォンをリリースしており、AppleのAirPodsから比べると1年ほど遅れての参入ではありますが、オーディオメーカーとしては1940年代よりスピーカーを製造してきており、音に対してのこだわりのあるメーカーでもあります。
JBL Wave 100TWSは、実売価格5000円程度で買える完全ワイヤレスイヤフォンです。
価格を抑えているために簡素化されたデザインとなっており、特に充電ケースの蓋がない点は他の完全ワイヤレスイヤフォンとは大きく異なる点になります。
イヤホン本体約5時間で、ケース併用で約20時間使用可能
使用時間は、イヤフォンのみで約5時間で、給電ケース併用で合計約20時間の使用が可能です。
通勤や通学で使うのであれば、まったく問題のない使用時間です。難点は、充電ケースにどの程度残り充電量があるのかわからないところでもあり、ここは改善してほしいところです。
起動時にはギターの音のような接続音がし、よくあるBluetoothイヤフォンの「コネクティング〜」というような英語でのアナウンスはありません。
バッテリー切れのときには、Dreams Come True「さよならを待ってる」の出だしのような音が鳴り、停止します。
バッテリー残量が少なくなっても、「ローバッテリー〜」のような警告アナウンスは流れませんが、実際、バッテリー切れまで音楽を楽しみたいので、このアナウンスが流れない点は好感が持てます。
意外性のあるイヤフォンのボタン
イヤフォンからは音量操作はできないものの、曲送りや受話、再生や一時停止が可能で、AirPodsと同じような操作ができます。
音量操作は、接続先からの調整は必要ですが、スマートフォンと接続して使うのであればさほど問題はないと思います。
イヤフォンの操作ボタン部分はゴム型ボタンのような押し感で、クッション性が多少あり、よくある完全ワイヤレスイヤフォンのプラスチックのボタンの押し感よりも優しい押し心地になっています。
耳に装着した状態で操作するときにイヤフォンを耳を過剰に押し付けることもないので、心地よく使用できます。ちょっとしたことですが、このデザインの配慮は嬉しいところです。
音質は、スピーカーメーカーだけあり、低音がしっかりと聞こえるようなチューニングです。
ザックリ言えば、一般的なイヤフォンのような聞こえ方で、平均的な音質の入門機と考えれば良いです。ノイズキャンセリング機能はないですが、カナル型のイヤフォンなので、イヤチップのサイズを調整することで没入感を高めることはできます。
また、大きめのサイズを使えば、耳からの脱落も防げるので、自分の使用スタイルに合うイヤチップを選ぶのをオススメします。
コーデック自体は、SBCとAACをサポートしていますので、iPhoneでの音質もさほど悪くはありません。
USB-Cポートからの充電
充電ケースは、充電ケース側面のUSB-Cポートからの充電となっており、コネクタの差し込み向きを気にせず使えます。
持ち運びをする際には、水やホコリの混入を防ぐために、別売のUSB-Cポート保護パーツを差し込んでおけば安心です。
充電ケースの底面は平面になっているので、自立ができ、AirPodsの充電ケースのように机などに置きずらいことはありません。(※AirPodsは、充電ケースは自立しないので、イヤフォンを取り出すときに多少めんどくさいところはあります。)
もう一歩、充電ケースをセメて欲しかった
悩ましいのは、充電ケースの蓋がないことですが、3日も使えば蓋なんて飾りだったことがよくわかります。(※偉い人にはそれがわからんのです。)
ただし、いかにも蓋をつけるのを想定したデザイン感もあり、もうちょっとデザインして欲しかった気がします。
例えば、イヤフォンを収納したときに充電ケースの凹凸はなくなり、イヤフォンの取り出しはイヤフォンを充電ケースの中に押し込むとちょっと浮き出てくるような仕組みが良かった気がします。デジカメのSDカードの取り出しと収納の機構のようなものといえばわかりやすいかもしれません。
まとめ
★★★★☆
完全ワイヤレスイヤフォンとしてのケースの蓋を省略し、低価格エントリーモデルのような印象がありながらも、しっかりとした音質と使用感を兼ね備えたコスとパフォーマンスの良いイヤフォンです。充電ケースにもうひと工夫欲しかったかもしれません。