筆圧検知はないものの、Apple純正のスタイラスペンの紹介
USB-C接続で充電できるApple Pencil
iPad ProやiPad(第6世代)から使えるようになったApplePencilは、iPadを使うときに便利なスタイラスペンです。
第1世代のApple Pencilは、充電方法や転がりやすい点、充電の際のキャップを無くしやすいと不満点が色々ありましたが、第2世代でワイヤレス充電と形状の変更でかなり変更されたことで使いやすさや充電問題が解消しています。
Apple Pencil USB-C版は、さらに充電問題を解消し、USB-C接続で充電が行えるので、iPadを必要とせずにモバイルバッテリーなどから充電ができます。
USB-Cポートはペン先の反対側を引き出すことでポートが現れ、充電しない時にはポートを隠しておけます。
長さは最も短くてコンパクトサイズ
Apple純正のApple Pencilでは3種類が用意されており、初代が一番長く、Apple Pencil USB-C版が一番短くなっており、USB-Cポートを出した状態でも、いずれのApple Pencilと比較しても短くなっています。
最も短いApplePencilですが、持ちやすさは特に変わりなく、初代から概ね太さが変わらないので、持ちやすさが変わらないところでもあります。
iPadの側面に設置可能なマグネット
Apple Pencil USB-C版は、Apple Pencil(第2世代)と同様にiPadの側面に取り付けられるようになっており、Apple Pencil(第2世代)が使えるiPad ProやiPad Airで使う際に、持ち運びに困らなようにマグネットでiPadの側面に取り付けておけます。
ワイヤレス充電には対応していませんが、不用意に充電されてしまうよりもむしろ充電せずに留めておけるだけのほうが、便利にも思えます。
気がつくとiPadのバッテリーが消費されていることも無くなるので、iPadをフル活用できるようなところもあります。なお、Apple Pencil USB-C版のペアリングはワイヤレスでは行えず、USB-CでiPadに接続してペアリングを行います。
対応機種は意外と汎用的
対応機種は、Apple Pencilの初代と第2世代を合わせたようなところとなり、USB-C搭載のiPadで使用できます。
Apple Pencil第2世代にiPad第10世代でも使えるようになったと考えると良いです。
これにより、iPad 第10世代では、使えるApple Pencilが2種類から選べることになります。最も廉価版のiPadで、手頃な価格のApple Pencilが使えるので、iPad 第10世代を購入の際には、Apple Pencilも一緒に買いやすくなっています。
筆圧検知には非対応
価格が最も安いApple Pencilとなりますので、機能的には多少削減された機能があります。
最も顕著なところは、筆圧検知の非対応となりますが、絵描きでない場合はさほど困ることも少ないです。そのほかに、ダブルタップでツールを切り替える機能も削減されており、消しゴムとペンの切り替えには都度、iPad上でツールを切り替える必要があります。手軽さがなくなったところは残縁ですが、価格とのトレードオフなところになります。
刻印を入れたパーソナライズもApple Pencil第2世代のみとなっていますが、こだわりがなければ、特に刻印がなくても、使用には問題はありません。
まとめ
★★★★☆
Apple Pencil第二世代よりもかなり安く一部機能は使えませんが、対応機種の幅が広く、Lightning搭載のiPad(第10世代)でも使えます。
筆圧検知はないですが、絵描き以外の人にはさほど問題ではなく、過剰な充電も行われないので使いやすいApple Pencilです。