防水仕様の専用設計のApple Watch用保護ケースの紹介
Apple Watch用保護ケース
Apple Watchは、スポーツや日常など、様々なシーンで使えるようになりましたが、それでもやはり、破損をしやすいスマートウォッチでもあります。
初代Apple WatchはIPX7 等級の耐水性能があり、Apple Watc Series 2からはISO 規格 22810:2010 に基づく水深 50 m の耐水性能があるとはいえ、ガラスフィルムや保護カバーを装着していると、剥がれてしまったり、取れてしまったりと、実質、耐水性に負けてしまうことも少なくないです。
BARIOUS BARIGUARD3 for Apple Watchは、ガラス面とApple Watchケース部分を同時に保護するカバーです。
パッケージ自体はデザイン性は良いのですが、使用している紙は薄いので、Apple Watchのパッケージと比較すると、多少見劣りします。
デザイン的にはプレゼントにも使えるパッケージなので、紙質強度をもう少し改良すると良いのかもしれません。
硬度9Hの硬度のガラス面
ポリカーボネイトとガラスを組み合わせて作った保護カバーで、ガラス面は一般的なiPhone用の保護ガラスと同等の9Hの硬度があります。
9Hとは、モース硬度とは違い、鉛筆硬度のことであり、9Hの鉛筆の硬さと同じであり、モース硬度のサファイアの硬度とは異なります。
鉛筆硬度とはいえ、9H硬度もあれば、たいていなことでは傷はつかないです。Apple Watch自体もステンレスとアルミニウムで風防に使われる素材が異なり、ステンレスのApple Watchを購入しているのであれば、実質キズはつきません。
本製品は、Apple Watch SEやアルミニウムのApple Watchを使われている人におすすめしたい保護カバーです。
カラーがブラックのみなので、Apple Watch SEのカラーが見えなくなってしまうところは残念なところです。カラーバリエーションを増やすか、透明素材となれば、デザイン的に良くなるかもしれません。
かぶせるだけの装着
装着自体は、デジタルクラウン側からはめ込み、装着できます。ガラス面も保護しているので、装着のしやすさと保護性能はしっかりしています。
防水型の保護カバーでもあり、装着した際に、カバーとApple Watchの間に気泡等はできなくなりにくくなっています。
これは、内側の部分のガラス面の周囲に塗布されている浸水防止の物質で、液晶面と保護カバーの間に水が入りにくくなっています。
カバー部分は塗装がされており、経年劣化で傷は付いてしまう加工なので、あくまで、Apple Watchの保護と割り切るほうが良いです。
バンド自体も取り外しは特に問題なくでき、充電の際にも保護カバーが邪魔にはならないので、一度装着してしまえば、装着したままにしておいて問題ありません。
各種操作も問題なく可能
デジタルクラウン部分は多少回しにくくなる程度で、再度ボタン自体の押しやすさは、さほど変わらずに、操作が可能です。液晶面側のタップや長押しについてもしっかりと反応します。
多少感度が下がってしまうところがありますが、動作自体ができなくなることはないので、保護カバーとしては最小限のカバー用途でApple Watchの機能は十分に発揮できます。
44mmと40mmが用意
BARIOUS BARIGUARD3 for Apple Watch自体は、44mmと40mmが用意されており、Apple Watch Series SE/6/5/4で使用ができます。
2021年発売が予測されているApple Watchでは、Apple Watchケースデザインが角張ったデザインに刷新されると言われており、Apple Watchの買い替えを考えている人には使いまわしはできないかもしれません。
ただし、Apple Watch Series 6はかなり完成度も高く、機能的にもこれ以上ない性能ではあるので、よほどApple Watchの使用に不満がなければ、現行のApple Watchで十分とも言えます。
まとめ
★★★★☆
Apple Watch用の保護カバーは、今まで多数ありましたが、ガラス面も含んだ保護ケースなので、防水と耐衝撃という点より、保護フィルムと保護カバーを両立させた使いやすい保護カバーです。
表面の加工が経年劣化をしてしまう塗装とカラーがブラックのみという点がちょっと残念なところです。