2021年6月8日、アップルは重要な新機能を備えたwatchOS 8をプレビューしています。
watchOS 8のデベロッパ向けベータ版はdeveloper.apple.comを通じてApple Developer Programのメンバーに提供されています。
watchOSユーザー向けのパブリックベータ版は、7月よりbeta.apple.comにて提供されます。
watchOS 8は今秋リリース予定で、iOS 15がインストールされたiPhone 6s以降とペアリングされているApple Watch Series 3以降に対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供予定です。
主な機能
ウォレットによるアクセスの拡大
自宅、オフィス、ホテルの鍵もウォレットに追加できるようになり、Apple Watchをタップすることで解錠できます。
米国の対応する州を皮切りに、ユーザーは運転免許証や州発行の身分証明書をウォレットに追加できるようになります。
再設計されたホームアプリケーション
再設計されたホームアプリケーションでは、特定の瞬間に必要なアクセサリやシーンにさらに便利にアクセスできるようになり、部屋ごとにアクセサリをコントロールできます。
新しいワークアウトの種類
身体的健康とマインドフルな動きの両方に役立つ、2つの新しい人気ワークアウトの種類、太極拳とピラティスを導入予定です。
マインドフルネスへの新しいアプローチ
呼吸アプリケーションがマインドフルネスアプリケーションに移行し、改良された呼吸の体験を提供するとともに、新しいセッションタイプの「リフレクト」が加わります。「リフレクト」では、いつでもどこでも、ほんの1分間でマインドフルな集中を行えます。
睡眠時の呼吸数
睡眠時の呼吸数(1分間あたりの呼吸回数)を測定することにより、全体的な健康状態についてさらに詳しい情報記録できます。
Apple Watchは内蔵された加速度センサーを使用して睡眠時の呼吸数を測定し、iPhoneのヘルスケアアプリケーションの中で確認できます。
「ポートレート」文字盤と写真
新しい「ポートレート」文字盤は、マルチレイヤーエフェクトによってiPhoneで撮影された美しいポートレート写真を表示します。
写真の中の顔を認識し、被写体を強調するようにトリミングします。
メッセージと連絡先
連絡先アプリケーションも導入し、連絡先の閲覧や追加、編集が簡単に行えます。連絡先アプリケーションから連絡先を直接共有も可能となる予定です。
その他の機能
「集中モード」「複数のタイマー」「AssistiveTouch」「持ち物を探すアプリ」などの機能が追加予定です。