2021年6月8日、Appleは、macOS Monterey(モントレー)をプレビューを発表しています。
macOS Montereyのデベロッパ向けベータ版は、developer.apple.comを通じてApple Developer Programのメンバーに提供されています。
Macユーザーに対しては7月中にパブリックベータ版がbeta.apple.comで提供されます。
macOS Montereyは今秋、無料のソフトウェアアップデートとして提供予定で、iMac Late 2015以降、Mac Pro Late 2013以降、iMac Pro 2017以降、Mac mini Late 2014以降、MacBook Air Early 2015以降、MacBook Early 2016以降、MacBook Pro Early 2015以降で利用できます。
主な機能
Safariの刷新
クロールに合わせてページがさらに表示される新しいタブデザインを採用し、新しいタブバーはウェブページの色を採用して、タブ、ツールバー、検索フィールドを一つのコンパクトなデザインに組み合わせています。
「タブグループ」は、複数のタブを簡単に保存し、管理する新しい方法で、旅行の計画やショッピング、毎日使うタブの保存に最適です。
ショートカットアプリの搭載
iPhoneやiPad上と同様に、Macの「ショートカット」でも、ユーザーは最も頻繁に使うアプリケーションでタスクを管理できます。既存のAutomatorのワークフローを簡単に読み込めるので、すぐに使えます。
メモの新機能
「クイックメモ」は、システム全体でどのアプリケーションやウェブサイトでもメモを取ることができる新しい方法で、考えやアイデアが浮かんだらその場で書き留めることが簡単になります。
「集中モード」
現在の作業に関係のない通知を自動的にフィルタして、作業に集中できます。1つのデバイスで「集中モード」を設定すると、そのユーザーの他のデバイスでも自動的に「集中モード」が設定されます。
FaceTime
FaceTime通話では、画面上の相手の位置から声がするように聞こえます。また、「声を分離」ではユーザーの声がとても明瞭になり、機械学習を利用して周囲の騒音を消すことができる一方で、「ワイドスペクトラム」は周りの音をすべて通してくれるので、参加者はすべてをきけます。その他に「SharePlay」という機能も搭載されます。
「ユニバーサルコントロール」
1つのマウスとキーボードでMacとiPadを行き来するシームレスな体験を可能にします。設定は一切不要です。
その他の新機能
「マップの刷新」「テキストの認識表示」「iCloud+」「空間オーディオ対応」