ハードディスクレコーダーの外付けに使えるSeeQVault対応2.5インチ外付けハードディスクの紹介
SeeQVault(シーキュボルト)に対応した外付けHDD
VHSビデオの時代からハードディスクレコーダーに変わりテレビ番組の録画がかなり便利になりましたが、録画の方式は各社に異なるところもあり、レコーダーの買い替え時に過去の映像はDVDやBlu-Rayに保存する手間があります。
SeeQVaultに対応した外付けHDDであれば、手軽に移動が可能になりました。
SeeQVaultは、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した規格で、HD映像を他の機器で再生できる仕様となる外付けHDDです。
昔のハードディスクレコーダーは、HDDの容量が少ない時代もあり、最近の高画質映像を保存するにはどうしても容量が足りなくなることも多く、そういった意味では、買い替えや外付けHDDで拡張する必要があります。
SeeQVaultに対応した状態では、パソコンでマウントできないのでハードディスクレコーダー用としてのみ使えます。
WindowsにはSeeQVaultを再生できるソフトウェアがありますが、いずれもサブスクリプションで利用できるようなソフトウェアになります。
耐衝撃性能のある筐体
耐衝撃性能があるとのことですが、外装自体はプラスティックでもあり、高いところから落とせば外装は破損してしまうとは思います。
フローティング構造を採用しているということなので、内部的には耐衝撃になっていると思われます。
接続端子は、USB 3.2 micro-Bという仕様なので横に細長く、USB-Cと比べれば、強度は強くないので、取り扱いには注意が必要です。
なお、豆知識として、USB micro-Bは、micro-Aの拡張仕様でもあり、接続するだけであれば、micro-Aでの接続は可能です。本製品は、USB micro-Bでの接続で使ってください。
2.5インチHDDなのでコンパクトでバスパワー駆動可能
3.5インチHDDの外付けSeeQVault対応機器もありますが、配線や接続をコンパクトにまとめるなら、2.5インチサイズの外付けHDDの方が手軽に増設できます。
耐久性や容量の心配はありますが、最近は信頼性も向上し、容量も増えたことで、このくらいのサイズでも充分に使え、価格も手頃になってきています。
複数台のレコーダーを持っているのであれば、外付けHDDを接続し直して別のレコーダーで映像を楽しめます。
ひと昔前のハードディスクレコーダーと同等サイズの2TBと4TBが用意
所有のハードディスクレコーダーが2TBでもあり、残り容量が500MBを切ってきているので、削除できる番組は削除していきたいところですが、Blu-Rayに保存するだけでもかなりな労力となるので、外付けに一旦退避できれば、手軽に空き容量を確保できます。
HDDの仕組み上、データの書き込まれていない場所に上書きしていくので、まとまった容量が確保できれば、HDDにも快適に使えます。フラグメンテーションの解消にもなるので、適度な空き容量が確保できれば、HDDの寿命にもある程度は影響されるかと思います。
(※ハードディスクレコーダーは、パソコンとデータの保存サイズが異なり、パソコンほど小さいデータがないので、断片化はパソコンよりも発生しずらいですが、全く断片化しないわけでは無いようです。)
静音性のあるファンレス型
3.5インチHDDと異なり、静音性や省電力でもある2.5インチHDDなのでUSBで接続するだけで使用ができ、ファンレスなので、HDDの駆動音以外はあまり駆動音が気にならないです。
電源のオンオフは無いので、駆動時にUSBケーブルを取り外すのは危険ですが、その点だけ注意すればさほど使い方に迷うこともないです。
起動ランプが点灯しますが、動作状態が確認できるので便利です。さほど明るく点灯もしないので、寝室等でも気にならないと思います。
まとめ
★★★★☆
SeeQVaultに対応した外付けHDDなので、ハードディスクレコーダーの保存内容をバックアップに利用ができ、レコーダーの買い替えの際にも撮り溜めた内容を移動できます。
レコーダーの容量が少ない人も一時的な拡張としても使え、当然パソコンの外付けHDDに転用もできるので便利です。