2021年1月22日に、アップルは、心電図アプリケーションが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースによりApple Watch Series 4、5、6で日本で利用が可能になることを発表しています。
この機能によって初めて消費者向け製品として、ユーザーが手首の上で心電図を記録することを可能にし、自分の心臓の健康について知りたいと思った時に心拍リズムを記録、重要な情報を医師に共有できるようになります。
心電図アプリケーションは、Apple Watch Series 4以降(Apple Watch SEを除く)で、日本を含む66の国と地域で使用ができますが、最新バージョンのiOSとwatchOSが必要です。
心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知機能は、日本において、それぞれ管理医療機器(家庭用心電計プログラム)および管理医療機器(家庭用心拍数モニタプログラム)として厚生労働大臣から承認を受けています。
Apple Watch Series 3以降では、利用できる不規則な心拍の通知機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知ができるようになります。
予定されている新アプリ
心電図アプリケーション
Apple Watch Series 4、5、6の裏蓋にあるクリスタルとDigital Crownに組み込まれている電極が、心電図アプリケーションと連係して第Ⅰ誘導心電図に類似した心電図を記録することを可能にします。心電図はいつでも記録でき、記録するにはApple Watch Series 4、5、6で心電図アプリケーションを開いてDigital Crownに指をあてます。
不規則な心拍の通知
Apple Watch Series 3以降に内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知機能は、心房細動(AFib)の兆候がないか、バックグラウンドでユーザーの心拍リズムを時折チェックします。最低65分以上の時間をかけて5回の心拍リズムのチェックを行い、不規則な心拍リズムが検出されるとユーザーに通知します。
Apple Watch公式サイト
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