USB-AとUSB-Cが使えて合計42W出力のUSB ACアダプタの紹介
USB-C PD対応で30Wの出力
USB-CとUSB-Aの2つのポートで合計42Wの出力ができるACアダプタです。
USB-Cのポートは最近のアンドロイドスマートフォンではほぼ採用されているので、新しいスマートフォンに機種変更した人には満足な充電が行えます。
MacBookなどUSB-Cポートから充電できるノートパソコンやiPad Pro等のタブレットでも使用ができるので、USBで充電する機器を持っている人には充電に困ることがなくなると思います。
USB-CのPower Deliveryに対応しているのでUSB-Cポートからは、30Wの出力で充電ができます。
MacBook Proの13インチや15インチでは出力は弱いので、充電スピードが使用電力に追いつかなく、充電しながらの使用は難しいですが、筆者の環境「MacBook Pro 15インチ」では、スリープ時にも接続したまま使っているので、内蔵バッテリーを使いつつ、スリープ時に充電という使い方で特に大きなトラブルもなく充電できています。(※MacBook Pro 15インチでは、純正の87WのACアダプターで充電が推奨されています。)
Anker独自技術PowerIQでUSB-Aの充電も高速
USB-Aのポートは、Anker独自のPowerIQという機能で、約12Wの出力で充電が行えます。
iPhoneに同梱のACアダプタが5Wの出力となっていますので、純正のアダプタよりも高速充電ができます。およそ1時間の充電時間の短縮ができるようで、microUSBポートのある古いスマートフォンやiPhoneに同梱されているケーブルを使った充電でも、高速な充電が見込めます。
USB-AとUSB-Cの2つのポートがあるので、充電の際にいずれかのコネクタで使えるので、接続に困ってしまうことはなくなります。
入力:100 - 240V ‾ 1.6A 50 - 60Hz
USB-C出力:5V - 3A / 9V - 3A / 15V - 2A / 20V - 1.5A
USB-A出力:5V - 最大2.4A
コンパクトサイズで持ち運びに最適
MacBookに付属しているACアダプタよりもコンパクトで、重量も約130gと持ち運びに最適です。
コンセントプラグは折りたたみができる構造になっているので、持ち運びの際に余計な突起がなく、気楽にカバンに入れておけます。
試しにAirPodsと比較をしてみましたが、厚みはひとまわり程度、全体的な大きさはもうひとまわり大きい程度で、コンパクトサイズであるのがとても良くわかります。
多重保護システムで安全な充電が可能
内部の回路は多重保護システムで安全性が保たれているので、ポートに接続した機器を安全に充電ができるようになっているようです。
LEDランプがついており、通電中にはランプが点灯します。青色のランプが円形に光るのですが、適度な明るさですので、夜間使用時でも眩しくなく使えます。
使用時にはACアダプタということもあり、当然発熱をしますが、一般的なACアダプタよりもちょっと熱いかなぁという印象です。できれば使用時にはカバンや袋から取り出して使用することをおすすめします。
18ヶ月の製品保証をはじめ、安心なサポート
アンカー製品は、ほとんどの商品が18ヶ月の製品保証となっていますので、問題があればサポートに問い合わせすることで、商品の交換が可能です。海外のメーカーでありますが、日本語サポートもできるとのことですので、心配なくサポートを行っていただけるようです。
ACアダプタには「電気用品安全法(PSEマーク)」も取得されていますので、品質的には問題ない商品です。
稀に「PSEマーク」のない中国製の粗悪なACアダプタを見かけますが、ACアダプタ自体よりも、接続している機器にも問題を起こす場合があるので、安全な製品で充電を行うことをおすすめします。
まとめ
★★★★★
小型で価格も安く、シンプルなデザインとは裏腹に、しっかりとした機能と出力のあるACアダプタで、特にMacBookを使っている人には、純正ACアダプタの代用やサブ用途の使用としておすすめできます。また、スマートフォンやタブレットユーザーの人には多少サイズは大きいですが、高速充電とポートの種類に困らない万能さで外出時には持っていきたいACアダプターです。